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Live Report ライブレポート 2018



2018.11.11
"STEPHANIES PARTY vol.16~ONEMAN SHOW~"
ザ・ステファニーズ -oneman-
ザ・ステファニーズ ザ・ステファニーズ
ザ・ステファニーズ ザ・ステファニーズ
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 ザ・ステファニーズ、約3年ぶりのワンマン公演。入場口で配布されたサイリウムが客席を彩るなか「ステファニーズのテーマⅡ」からスタート。にこやかな笑顔で軽やかにビートを刻むMITCHY(Dr)とMANAMIのリズム隊、SHIRO(Vo.Gu)がかき鳴らすギターとソウルフルな歌声…心地よいロックンロールを響かせると「BE MY BABY」、「エキゾチック・ロリポップ」など今年彼女たちがライヴでカバーしてきた5曲をメドレーで披露していく。熱気を帯びるなか「プラスチックホース」では、コール&レスポンスを交えてグッと観客と距離を縮め、ラストは革ジャンを羽織って最新曲「666」を演奏して一旦メンバーはステージを後にした。
 なんとこの日は、3部構成! 暫しの休憩タイムに突入すると、3人が事前収録したVTRを流してクールダウン。サービス精神旺盛な彼女たちらしい、笑いのたえないフリートークで楽しませた後は第2部へ。今年始めまで着ていたスーツに衣装替えして登場した3人は「SHAKE SHAKE SHAKE」から、痛快なロックンロールを奏ではじめる。キレのあるビートとSHIROの力強い歌唱が気持ち良い「LET ME GO」から、大人びたフレーズのミドル・ナンバー「ブラッディマリーの憂鬱」、「Seaside #1」とライヴでおなじみの曲から久しぶりに披露される楽曲を織り交ぜられたワンマンならではの展開をメンバーも観客も楽しんでいる様子だった。
 「Baby, I love you」を演奏して締めくくった第2部を終え、お待ちかねの第3部へ。メンバーは、初期に着用していたスーツで登場し「LOOP」を演奏。数年ぶりに着た衣装を見せ“サイズが変わってなくてよかった〜!”と話すMITCHY。そんなファンにとって嬉しいサプライズの後は、「ステファニーズのテーマⅠ」をはじめ、再びロックンロールを転がし始めMANAMIボーカルの「ハロー⭐︎ヒーロー」、MITCHYボーカルの「グッナイ⭐︎ベイビー」とロックでポップなナンバーを響かせた。終盤では「BIRTHDAY」、ラストの「水玉Diver.」と締めくくった。
 これを聴かずにワンマンは終われない! ザ・ステファニーズの定番曲「テディ」をアンコールに演奏して、多幸感たっぷりの空気で包みダブルアンコールへ。再び革ジャンを羽織って登場した3人は”もう演奏する曲がないので、さっきもやった曲だけど!”と「666」をプレイ。これまでのザ・ステファニーズとはひと味違う、クールなロカビリー・ナンバーを届けて大団円を迎えた。約3時間、ザ・ステファニーズのすべてを盛り込んだスペシャル・パーティー! カッコイイし可愛いし、彼女たちのロックンロールはいつだって暖かく包んでくれる。 3人の遊び場にみんなで集結したような、とことんハッピーな空間だった。

[文:大島あゆみ/撮影:前田美里]
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