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KAREN
メンバー:アチコ(Vo/ex.on button down),
木下理樹(Gu,Vo/ART-SCHOOL) 戸高賢史(Gu/ART-SCHOOL,mayonnaise),
仲俣和宏(Ba/downy,Fresh!) 秋山隆彦(Dr/downy,Fresh!)
» http://www.myspace.com/karenofficial
KAREN
    透き通った声、純朴なオーラ、最新のサブカルミュージックのようで、どこか懐かしい日本情緒さえも感じるメロディー。和洋折衷というのとも一味違う、独特の空気と最良と思える楽曲をもってロックシーンの王道を全力疾走というよりは、側道を快走している彼ら。ART-SCHOOLとdownyにある、アンダーグラウンドとメジャー感を行き来できる特殊なバイパスを持ったサウンドを調合して、純白というよりは少しだけマリンブルーやバーミリオンが入った歌を散りばめる。 たとえばプラスチック製品主流の現代において、漆塗りの器や、完全にバフ掛けされた金属だけが持つ特別な質感は主流ではないにしろ、誰にでも違いが分かる物。かといって宝石や骨董品のように、庶民には関係ありませんというような物でも無くて、普段使っている物の延長上にある。そういう物に似ているし、そういう音。そこにアチコの生命力溢れる声が絡むのだ。この融合は他の追従を許すことなく、オンリーワンの世界観を作り上げている。そして進化中である。 Vocalのアチコは実はもっとも早くにCLUB Queのステージに立っていて、90年代後期、話題を総ざらいしていたベンテンレーベルで、コーラスグループをやっていた。その後on button downを経てKARENへ。つまりCLUB Queオープン当初から存在(君臨?)する、貴重なミュージシャン。声はもちろん素晴らしい笑顔で、歌わずとも周りの人間を癒せる人。 アチコが「皆フロントマンでもおかしくないような人がやっているバンドだから、曲の担い方の違いで全体の雰囲気がガラっと変わるのが、楽しいですね」というように、Guの木下はもう10年ART-SCHOOLでVocalをしているわけで、元々フロントマンが脇を固めるという表現をすれば、それ程に濃く充実しているバンドもそうそうないだろう。スタジオでは色んなアイディアが飛び交い、その融合でオリジナリティーが生まれているだろうし、それぞれの特異な活動経験がひとつのバンドとなって、固まった時に起きる魔力のような不思議な感覚をこのバンドのライブのに強く感じる。

    Q:結成したのは?
    アチコ:4年前だっけ? たぶんそう。

    Q:どんな経緯であつまったの?
    アチコ:他の四人で何かやろうということになって、セッションをしていて、そのうち女の子ボーカルを入れたらいいんじゃないかということになって、秋山さんと少し面識があって、誘われました。

    Q:パズルの最後のワンピースは随分強力でしたね。あくが強いメンバーで大変なことはない?
    アチコ:大変な部分は前にやっていたバンドとそんなに変わらないかな~。

    Q:CLUB Queでマンスリーみたいになってるけど。
    アチコ:うん、沢山ライブやりたいねって話してて、じゃあCLUB Queがいいんじゃないかってことで。

    Q:ありがとうございます(笑) え~どういうところが具体的にいい?
    アチコ:ステージとお客さんの距離感とか…それと、やっぱり音ですよね。

    Q:曲作りの順番は?
    アチコ:セッションですね、そのあと私が詩をつけていきます。

    Q:この際、メンバーに何か言いたいことある?
    アチコ:この際? そうね~ みんな好きだよ! アハハ、恥ずかしいけど(笑)

    2010/4/23(FRI)
    "KAREN Presents 「mo-u moku”vol.3」"
    KAREN
    GUEST>長澤知之

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