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  2000/12/31 渋谷ON AIR EAST      
   
  ――2000.12.31〜2001.1.1 "SMILEY'S SOUND CIRCUS ~SMILEY'S ROCK'N CIRCUS~
1年に一度毎年やってくる年末年始。そして何をして過ごそうか、の年越し。カウントダウンライブの季節です。毎年恒例とは言え、今年は年越しに加え100年に一度の世紀越えでもあります。これは大変。ついに21世紀がやってくるのです。寒空の下にも関わらず、半袖Tシャツで準備万端のみんなはもはやお祭り騒ぎです。そうです。だってお祭りです。 まずはDJISHIKAWAが会場を均一に温めていきます。みんなはこれからはじまるお祭りに期待十分で待機します。19時ちょうど、スーツに色眼鏡のいかした3人組、JIG HEADが登場。始まりからものすごい勢いです。驚いたような歓声が上がり、世紀越えに向けたライブが始まりました。ほとんどノンストップで一気に10曲を演奏しました。2番目はZEPPET STORE。勢いのライブではなく、情緒的で深いライブでした。興奮は、静かにけれど確かに、大きなうねりを持って高まってゆきます。徐々に高まってきたその興奮が堰を切って溢れ出してしまったのはこの後、カラオケDJ POLYSICSハヤシの時でした。曲をかけては自ら暴れ、歌いまくり、針を飛ばしまくるその姿にフロアのみんなも負けじと暴れ出しました。そうして溢れ出した興奮の最中、GYOGUN REND'S登場。HIRO"KING"THE BASSとPATCH THE HURRICANE GUITAR大暴れです。ステージを隅から隅まで、コードが絡まるほど駆け巡ります。すっかりあったまっていたお客さんももちろん大暴れです。'イエーハニー'を連発するHIRO"KING"のMCも冴え渡ります。彼曰く、ブルースの神様が降りてくる、Smokey Robinson & THE MIRACLESのカバー "YOU'VE REALLY GOT A HOLD ON ME" 。熱く、渋く、演奏される中、あの時、ブルースの神様は本当に降りて来ていました。続いてHi-5。シンセサイザー、ベース、ドラムという変則的な編成の3人組です。爆音のベースとドラムにシンセサイザーが不思議に絡みつきます。新曲3曲を含む5曲のステージでしたが、気持ちと身体が離れてしまうような種類の、浮遊の興奮が会場を包みました。ここでまたまたみんなを煽ったのは、DJハヤシです。かかった曲はMr.Childrenの "シーソーゲーム" 。そしてもちろん暴れまくりの歌いまくりです。その後もユニコーン "Maybe Blue" など、懐かしのヒット曲が続きます。楽しい。楽しい。ほとんど会場全部が勝手に大合唱です。型破りDJにことごとく煽られたところで、いつだって素敵なYOUNG PUNCHです。気の早い「あけおめ」のあいさつでフクイ氏登場。1曲目の "SEEN BY THE SEA" からダイブの嵐です。今年も、今世紀さえも、残すところあと1時間とちょっと。それだけでワクワクなのに。YOUNG PUNCHのライブは気負い無くとても楽しくて、もう止まる事なんて出来るはずがありません。最後の曲 "NEO KIDS" 。'yeah'の声が揃った時、もうはみ出してしまった興奮は暴れて何とかするしかありません。続いて登場したのはTHE BACK HORN。彼らの情熱的で誠実なライブによって、とっとと別れを告げようとしていた20世紀への少しの感慨と、両手を上げて歓迎しようとしていた21世紀への少しのプレッシャーを感じたのは私だけだったでしょうか。THE BACK HORNのその潔いステージに会場は少しぴりりと引き締まったように見えました。そしてついに登場POTSHOT。ステージ上にメンバーが揃いそこに光が注がれただけで悲鳴みたいな歓声が上がります。 "Every rain let's up" の演奏が始まると待ちに待ったみんなはここぞと大暴れ。 "To that light" "Freedom" "Right & Chance" と一気に4曲演奏したところでRYOJI氏の誤算。ここでカウントダウンのはずが時間が余ってしまったようです。フロアから「メキシコ!」とリクエストの声。「じゃ、メキシコ」。で、 "MEXICO" 演奏。さていよいよその"時"です。"秒読み"の時間です。そこで今日の仕掛け人スマイリー原島さんがステージに上がり、両側の壁には大きく時間が表示されました。くー、いよいよ10秒前。「10、9、8、7…」RYOJI氏と原島さんのマイクの声に合わせてみんなでカウントダウン。「3、2、1、、、」。いつもの1秒が100年続いた20世紀に終止符を打ち、これからまた100年続く21世紀に光を当てるのです。馬鹿馬鹿しいようで、でもなんだか猛烈に凄い瞬間。「0!!!」。みんなは手に持ったクラッカーを撃ち鳴らし、ステージの両端に設置されていた大砲みたいなヤツは銀色のビラビラを発射。「明けまして!」「おめでとうー!」。もうどうしようもない大興奮の渦の中、何故かTH eROCKERSのカバー "可愛いアノ娘" 。RYOJI氏と原島さんの夢のツインボーカル。みんなは、実はさっきまでと変わらないのだけれど、なんとなく、まっさらな清々しい気持ちで21世紀最初の大暴れを満喫します。ステージから投げ入れられたたくさんの風船を次々みんなで打ちながらまったく気持ち良く跳ねて踊ります。POTSHOTの熱の冷めぬうちに、続いてはPENPALSです。新年の挨拶でさわやかに登場。 "MORE FUN?" スタート。PENPALSのライブはお客さんと楽しくおしゃべりをしているように見えます。そうしておしゃべりをしながらみんなでどんどん楽しく温かくなっていきます。そんなライブ中盤ハヤシ氏の紹介で特別ゲストYOUNG PUNCHのショーダ氏、にこやかに登場。思わぬゲストにみんなはまた一層沸き上がります。お客さん以上に驚いているキンヤ氏をよそにショーダ氏はドラムの席に。そしてはじまった "TELL ME WHY" 。キンヤ氏がボーカルをとります。マイクを握ったキンヤ氏は右へ左へ走りまくり、飛び跳ね、歌いました。歌い終わったキンヤ氏にハヤシ氏は「前より歌詞、大丈夫だったよ」と激励の言葉をかけました。途中ハヤシ氏の"勝手にカウントダウン"もあり、息が切れるほどに盛り上がりPENPALS終了。続くはNEW ROTE'KA。大御所の出番です。新宿LOFTから駆けつけたせいか、ステージ上は開始早々から熱気に満ちていて気迫十分の様子です。置いて行かれてなるものか。お客さんも一気に加熱します。なんだかとても優しくて幸せな気持ちになるライブでした。あっちゃんのMCから、楽曲から、そういう力が溢れているようで、みんなはNEW ROTE'KAから本物のエールを受け取れたのではないかと思います。いよいよ長く続いたこのライブも終盤です。DJクラヤマはHi-STANDARDやthee michelle gun elephantなど定番のロック・ナンバーでみんなを盛り上げます。そしてそんな中、ロックンロールど真ん中のPEAL OUT登場。このお祭りの締めくくりを飾るバンドです。疲労や眠気も吹き飛ばす爆音と雄叫びで会場総立ちで盛り上がります。この素敵な時間が終わるのが惜しくて、終演後も誰一人帰る気配無くアンコールが巻き起こります。しばらく続いたアンコールの後、PEAL OUT再び参上。みんなは大喜びの大騒ぎです。けれどついにその時は来てしまい、惜しまれながらPEAL OUT退場。ライブはこれでまったくおしまい。でもやっぱりなんだか帰れない。DJISHIKAWAのかける曲でまだまだ踊り続けます。終わらせたくない。みんなのその気持ちを知ってか知らずか、DJISHIKAWAのかける曲ったら "リンダ リンダ" 。ほら帰れないじゃないか。そしてDJブースにはPENPALSハヤシ氏が。「お前ら帰らないと打ち上げ出来ないだろ 帰れ」「帰んないなら 暴れろ」で、また大暴れ。やっぱり帰れない。続いてフクイ氏登場。「ちょっとこれ聴いて」なんて言って、もはやお気に入りの曲披露大会。お次はPOLYSICSハヤシ氏。さらに飛び入りゲストDJ、GO!GO!7188。もう何がなんだか。何でもいい。だいぶ長く続いたそんなハプニングDJタイム。ようやく迎えた最後はTHE HIGH-LOWS "日曜日よりの使者" 。満足げに疲労したみんなは気持ち良さそうに "日曜日よりの使者" を口ずさんでいました。  年越しであろうが世紀越えであろうが、音楽に満ちた楽しい一夜は一夜であって。けれど逆に音楽さえあればどんな時だって輝かしき一瞬になり得るわけで。とにかくこの日この夜、素晴らしい音楽に満たされながら、みんなで一緒に素晴らしき世紀の一瞬を体験しました。ただの気持ちの持ちようかもしれませんが、2001年が、21世紀が、きっと良いものになるであろう事を確信してしまったドキドキは、いつまでもおさまりませんでした。
                     DEAD HEAT BEAT☆テラダメグミ
 
 

     
  2000/12/24 渋谷ON AIR EAST      
   
  ――2000.12.24 "ROCKIN' AROUND THE CHRISTMAS TREE 00"
12月24日といえばクリスマス・イブ。クリスマスというのは不思議なもので、たかがクリスマスなのですがやはりクリスマスであり、"特別な夜"を予感し希望してしまうものです。そのクリスマス・イブにON AIR EASTに集まったみんなは、オープン前から否応無しに高まった期待で溢れていました。クリスマスツリーやきらきらの電飾も飾られ、胸をドキドキさせたみんなで満杯になった会場は全体が、静かに、震えるように、なんだかピカピカしていました。そしていよいよライブが始まります。はじめはSCRIBBLE SPRAY。それぞれに集まって来たみんなの期待はついに一つの塊になり、はじけ飛ぶ寸前です。次のGOING STEADYでその塊は真っ直ぐに解放されました。babamania、YOUNG PUNCH、GIRAFFEとライブは続き、興奮に変わった期待はどんどん熱を増していきます。PENPALSが始まると加速し過ぎたみんなは真中から将棋倒しに崩れてしまいました。演奏中断というハプニングに見舞われながらもPENPALSのアーティストとしてのプロ意識とお客さんのお客さんとしてのプロ意識によって、そのハプニングはさらに強く会場全部を一つに結び、ライブをいっそう盛り上げる結果となりました。MONGOL800の後、この日がラストライブとなるRESTLESS GOOKS。途中でSNAIL RAMPの飛び入りライブという豪華なおまけも付きました。そして全てのライブ終了後ロリータ18号のマサヨサンタとエナゾウサンタが登場。さらにPOT SHOTのRYOJI氏が加わりジングルベルの大合唱となりました。それはまさに大きなクリスマスパーティーでした。ON AIR EASTに集まった全ての人によって、自ら"特別な夜"を創り上げる事に成功したのです。
DEAD HEAT BEAT☆テラダメグミ
 
 

     
  12/8下北沢Club251      
   
  週間下北沢に出演していた、カスタムズのライブがありました。
めちゃくちゃかっこいいですね!サイコー!500円CDも好調なようです。
そしてGREEN MINDも出てました。
YOUNG PUNCHのサポートギターの内山さんがやっているバンドです。
これまたすごかった!アルバムも出るみたいで、楽しみですね。