二 位:明けましておめでとうございま~す!

    いや~なんか改めてこういう形で席囲むと照れますね~(笑)。

アキラ:ですね~。「今年も…」っていうかHARISSは今年2月までですけど、今年もよろしくお願

    いします!

二 位:ね~。1月のO-WESTワンマンと、2月のCLUB Queの3デイズで見納めですからね~。

アキラ:そうですね。あと少しですけど10周年の僕らの集大成的なところを、やれる限りやりたい

    なっていうのと、今回10月からツアーを周って、各地で凄くHARISSへの愛を感じて、東京

    以外にも沢山お客さんいたんですよね。その人たちへの感謝の思いというか、お世話になっ

    た方から応援してくれた方すべての方に感謝の気持ちを伝えたいっていう、WESTのワンマ

    ンはそういうライブにしたいと思います。

二 位:HARISSの歴史10年だけど、「ロック人生」集大成みたいな。

高 橋:あぁそうですね。本当に。だからみんな集合してください(笑)

アキラ:そういう感じもありますね本当。

高 橋:感謝祭だなって思ってるんですけどね。1月21日は。

 

HARISSは活動休止を選択したわけだけど、その話の前に「いちロックファン」として、すごく衝撃的に残っているバンドの休止とか解散とかあります?

高 橋:あ~俺、あるなぁ。やっぱBOØWYの解散は結構インパクトあったなぁ。87年くらいですか

    ね。チケット買えなくて渋谷公会堂の外にいて、かすかに音が聞こえるんですけど、声が聞

    こえるんですよ。「キャー」って泣き叫ぶ声が聞こえたんです。噂があったんで「あ、いま

    解散宣言したな。」ってわかって。

二 位:ヒムロックの声は聞こえんの?

高 橋:聞こえなくて、泣き叫ぶ声だけが聞こえるってい

    う。その瞬間、渋公の入り口のガラスがバリンっ

    て割れて。

二 位:うそっ!!?

高 橋:外にいた皆が押し寄せちゃって。そしたらガラス

    にヒビが入って、ただ事じゃないなって思いました。

一 同:すごいなぁ。

高 橋:んで、翌日、新聞に「BOØWY 解散」って出てて。あれはインパクトありましたね。

アキラ:俺は解散とは少し違うんですけど、ヒルビリー・バップス。ボーカルの宮城くんが亡くなっ

    ちゃった時に事実上、第一期のヒルビリー・バップスが終わったわけで、それが結構衝撃的

    でしたね。中3か高1の時に初めて音を聴いて、雑誌に載ってるのを見て、最初はすごい軟弱

    な感じがしたというか…POP で。もっとロックって硬派じゃないとダメなんじゃないのって

    思ってたから、すごいPOPで拍子抜けたような感じがして、そっから聴かなくなったんだけ

    ど、宮城くんが亡くなった後にBEST盤が出たんですよ。そのBEST盤がもう衝撃で衝撃で!

     1stでは、あまりシックリ来なくて…。ロカビリーじゃねぇなって感じだったんですけど。

    BEST盤を聴いてみると「なんじゃこりゃ~!!!」てな衝撃がデカかったですね。

二 位:衝撃があった後に、より好きになってしまったんだ。

アキラ:より好きになってしまって…観に行こうと思った

    時にはもう無いみたいな。ヒルビリーのBEST盤

    を聴いたのは18~19歳くらいかな。自分でバン

    ドをやろうって思ったときに聴いたので、自分の

    軸になっちゃったんですよね。「俺もやるならこ

    ういうバンド!」っていう。

二 位:ロカビリーって、ロカビリー以外をやったらロカ

    ビリーじゃ無いみたいなとこあるから、ロカビリーの発展とか個性の出し方って難しかった

    んだよね。

アキラ:HARISSはそういう意味で、進化させて色んなロックファンにアピールできるような感じに

    したかったので。

二 位:僕はやっぱりCOLTSからセイジくんが抜けた時が一番衝撃でしたね。

一 同:(笑)

セイジ:僕も衝撃です(笑)。僕は解散ライブっていうのにあまり行ってなくて。衝撃的ではないんで

    すけど、思い出に残っているのはブルーハーツと後々に解散表明したOASISの最後のライ

    ブ。BEST盤みたいなライブだったんです。初期の曲をいきなり演ったり。そしたらやっぱり

    解散だった(笑)

二 位:やっぱりちょっと匂わせるよねぇ。

セイジ:そうですね。

二 位:HARISSに関しては全然匂い無かったですね。ビックリしましたね。本音でいうとHARISSが

    休止するって言った時が一番衝撃的でしたね。

 

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