Zher the ZOO店長からどうしても聞いてくれという質問コーナーとさせてもらいます(笑)
二位: 通算20枚目のアルバムについて教えて下さい。今までと何か変わったことは?
加藤: ベーシストが変わりました。
古市: それが一番大きかったですね。まず、前向きなことだけ言わせてもらえば、すごくよかったよ。レ
コーディングも新鮮な気持ちで楽しめたし、細かいところが変わってくることによって刺激をされる
しすごく良かったですよ。
二位: なるほど、活性化されますね。
古市: そうだね。
二位: 続きまして、おじゃまるのタイアップをして…
加藤: タイアップ初めてじゃないけど、一番思ったのは世の中ってインターネットがこんなに普及している
けど、まだまだ大半の人はTVからの情報が大きいんだな~という事を改めて思いました。
古市: 特に我々の世代はね。40歳くらいより上ね。
加藤: どんなにYouTubeにアップロードしようと、ネットにCMをうとうと、そんな事より、皆が見ている
地上波でいいタイミングに出されたものには叶わないなって思ったね。
二位: それは確実に手ごたえがあったということですか?
加藤: もちろん。今回はそれだけではないと思いますが、CD売れなくなっている時代の中で、実際に前回
よりアルバムの数字が上がっているからね。キープしているだけで上がっているって言われる時代
に、そういう数字が具体的に出てくるのは。
古市: ツアーもほぼ動員上がったよね。沖縄と東京だけじゃない? 下がったの。
二位: 東京下がってるんですか?
加藤: 今のところね。
二位: どこもかしこも上がっているように見えますがね。
加藤: いや、平行線だったり、ちょっと上がったりちょっと下がったりもあるでしょう。
二位: 行く場所が増えてるからじゃないんです?
加藤: そう、初めて行ったとこも何カ所かあったし。
二位: ベースのサポートに鈴木淳(the pillows)がで入ったことは?
加藤: 彼はピック引きの8ビートが得意なベーシストなんで、コレクターズの曲は16ビートのシェイクなナ
ンバーとハードな8ビートなナンバーが半分くらいずつあるので、8ビートな曲に関しては、小里くん
の時よりもパンチあるベースが聴こえますね。逆に16ビートの曲は、やっぱり指引きしてる小里くん
のフィーリングは、ピックで出そうとすると難しいので、そこはそれなりの味になっているとは思う
んですが。
二位: スピード感みたいなのは上がったんですね。
加藤: うん。スピード感は断然今の方がいいね。
二位: コータローさん、自伝を出そうと思った切欠は?
古市: 自分にあるわけではないですね。
加藤: 50歳だからじゃないですか? 節目の年。
古市: 地元でのライブが決まってたっていうのも1つあるよね。
加藤: それも50歳記念だっけ?
古市: そうそう。それで、やるなら全部一緒にみたいなとこはあったよね。
二位: コータローさんの色々な出来事って、やっぱり話聞いて面白いですよね。
加藤: そうだね。映画のような人生というか。僕はそこまで皆に驚かれる事はないもんね。
古市: 作曲入門でも出す?(笑)。
加藤: そうだね。それだね(笑)。
二位: それでは、最後に、ダイバーシティが終わって、Que2デイズ、コータローさんはZher the ZOOで
も2デイズですね。
古市: ハッピー感が出ればいいですね。
二位: 大きい会場、小さい会場、なにか変わるところあります?
古市: 全然違いますね。特にステージングの面では小さいところは大きいとろこの10倍とは言わないけど7
倍くらい疲れますね。大きいところはステージの前に行くだけで絵になるけど、小さいところだと3
回ジャンプしないと伝わらない感じがする。
二位: それはなんでなんですかね?
加藤: スケール感なんじゃないかな。照明とかさ。綺麗に派手にあたってると大きく見せれるし、ゆっくり
歩いてもいい画になる。
二位: これは言い得て妙。プロフェッショナルな話ですね。しかし大晦日なんかの短時間戦みたいな時のる
ライブの汗の量、すごいですもんね。
加藤: そうなんだよ。歌も大きい所の方が自分の声がクリアに聴こえるから、力まなくても歌えるし、狭く
なればなるほど、自分の声もクリアに聴こえなくなってくるんで、楽器の音が直に聴こえちゃうんで
ね。だから力まなくてもいいところでも、力まなくちゃいけないから。思いっきり歌うと大きい所で
やる10倍は疲れちゃうっていうか。
古市: 照明の感じも違うしね。逆に小さい所は小さい所の良さがあるしね。皆が汗だくで「ウォー」みたい
な。だけど1ツアーでどっちもってなると戸惑うんだよなあ。後半は慣れるんだけどね。間をあけて
クリスマス2デイズQueでやりますってのは、すんなり出来るんだけど、昨日小さい150キャパのと
ころから次の日500キャパみたいなのは、ペース配分として、あれ?ってなるんですよ。
加藤: 今日は立ち位置ここにいなきゃ、しっかり立ってなきゃみたいなね。
二位: なるほど、距離感も変わりますしね。それはずっとやってても難しいですか。
加藤: やっぱりツアーやってるうちに体が覚えちゃうじゃないですか。小さいところが続くとそういう動き
に慣れちゃって、目の前にいるお客さんに向かって歌っちゃったりするんですよ。大きなところは後
ろの人に向かって歌わないといけなくなってくるから。結構そういう事でも、気になり始めたら、集
中力を欠くんですよ演ってて。そういうのを瞬時に切り替えれるようにならないといけないんですけどね。
二位: それ大変ですよね。
加藤: やっぱり魅せていく部分があるからね。聴かせて、そして魅せてみたいなね。
古市: まぁとにかく、そういうのも含めて楽しんでますね。
二位: いやほんと最高ですよ。天下無敵の快進撃に見えます! そういえば、いつだったかコータローさん
がライブ終わった後に「今日はライブハウスみたいなライブだったね」っていった一言がすごく僕は
嬉しかったです。それではもっと聞きたいこと山程ですが、お時間ですね。
クリスマス2デイズよろしくお願いします!!
加藤: よろしくお願いします!
古市: 楽しませますよ!
□DVD(初回盤のみ)
01.RECORDING SESSION 1
02.MILLION CROSSROADS ROCK(LIVE1)
03.RECORDING SESSION 2
04.ごめんよリサ(LIVE2)
05.RECORDING SESSION 3
06.TOO MUCH ROMANTIC! (LIVE3)
07.RECORDING SESSION 4
08.NICK! NICK! NICK! (LIVE4)
09.RECORDING SESSION 5
10.Da! Da!! Da!!! (LIVE5)
11.プロポーズソング(LIVE6)
12.春鳥の羽ばたく空(LIVE7)
13.GROOVE GLOBE(LIVE8)
14.SONG FOR FATHER (DEMO TRACK)
15.スルー(エンドロール)
16.Da!Da!!Da!!! (MUSIC VIDEO)
リリース情報
鳴り止まないラブソング 2014年7月23日リリース
・初回盤 COZP-935/6(CD+DVD)¥4,000+税
・通常盤 COCP-38591 ¥2,778+税
<収録曲>
□CD
01.Da!Da!!Da!!!
02.ミノホドシラズ
03.鳴り止まないラブソング
04.青春ロック
05.勘違い転じて恋となす
06.飛び込む男
07.スルー
08.カラカラベイビー
09.君が思うより
10.踊る運命線
11.夜明けのフェリー
12.ボクらの未来を信じる理由
古市コータロー・ソロアルバムの詳細が決定。
古市コータロー、約20年振りのソロ・アルバム"Heartbreaker"が11/26に発売。今作は盟友である浅田信一をプロデューサーに迎え、ドラムにクハラカズユキ・吉田佳史、ベースに鈴木淳・高間有一、キーボードに平畑徹也、コーラスで森山公一・松本素生が参加。作家陣として浅田信一を始め、山中さわお・森山公一・松本素生らが詞曲を提供、THE COLLECTORSとは違ったロックンロール・ナンバーからAORサウンドまで幅広い古市コータロー・ワールドが展開される。CD以外に30cmアナログ盤もリリースされる(発売日、後日決定)。このリリースを記念して、渋谷クラブクアトロにてソロバンド・ライヴの開催も決定。
Heartbreaker/古市コータロー
CD:2014年11月26日(水)発売
LP :2015年1月発売予定
品番: CD WGCD-002/LP WGV-001
価格: CD 税抜 2,500円(税込 2,700円)
LP 税抜 2,800円(税込 3,024円)
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